高濃度ビタミンC点滴療法は、血液に高い濃度のビタミンCを取り入れることで、その恩恵を得ようというものです。

高濃度ビタミンCはどのような働きをするのかというと、一番期待できるのは体を錆びさせる活性酸素を取り除く抗酸化作用です。

活性酸素というのは呼吸で取り入れた酸素が変化したもので、酸化した力で体内に入り込んだウイルスを退治してくれる有り難いものです。

ところがその攻撃性は、正常な細胞までにも及び傷ついた細胞は機能が低下したり修復する過程で癌になったりしてしまいます。

病気になる

そのせいで、ただ体が老いるだけでなく命を落とす危険性も出てくるのです。
もちろん、そのようなことにならならないためにも、体は活性酸素を取り除く力を持っています。

でも年齢を重ねるにつれて、その力は衰えてしまい活性酸素が出来る量が取り除かれる量を上回り、大量に体内に存在する状態になります。

最近、風邪を引きやすくなった、肌にシミやシワができやすくなったという人は、まさに体の中でこのようなことが起きています。

そこで高濃度ビタミンC点滴療法をおすすめしたいという人は、年をとって体のあちこちに問題が出てきている人です。そういう人たちがビタミンCを取り入れることができれば、高いアンチエイジング効果を得て、昔のように美しく健康な体に近づくことが出来ます。

健康な身体

それから、活性酸素が引き起こす病気の治療として、高濃度ビタミンC点滴療法はおすすめです。前述の癌もそうですし、認知症や関節炎、白内障なども活性酸素が影響しています。

ただ、発症をしてしまうと進行を遅らせる事ができても完治するためには手術しなければいけないような病気もあります。そういう病気に備えるためには予防として、項羽濃度ビタミンC点滴療法を行っておくと良いでしょう。

ビタミンCには免疫力を高める働きもありますから、抗酸化作用と合わせて病気の予防・治療として行うと効果的です。

他の治療法と併用することで、治療をより確実にすることも出来ます。